組立塀(万年塀)施工
JIS規格 A5409 鉄筋コンクリート組立塀構成材とは
「万年塀」「万代塀」など色々な呼び方をしますが、正式名称は日本産業規格(JIS規格)A5409 鉄筋コンクリート組立塀構成材という、今もなお親しまれているコンクリート製の塀素材です。
コンクリート製の【柱】【板】そして上に乗る【笠木】これらを組み合わせて構築する非常に頑丈な塀です。
弊社の製造する鉄筋コンクリート組立塀構成材は日本産業規格(JIS規格)認証を受けております。
そして都建材工業ではJIS規格品もさることながら、JIS規格品以外のバリエーションも豊かに取り揃えており、様々なスタイルに対応しています。
地震や強風、防犯や防火など、様々な目的で現在でも幅広く使われています。
鉄筋コンクリート組立塀の性能
震度7でも倒れません!
組立塀構成材は震度7の激震にも安全であるように設計・製造されています。
大型台風でも安全です!
組立塀構成材は瞬間風速60m/secの台風でも安全であるように設計・製造されています。
鉄筋コンクリート組立塀の特徴
地震や強風、防犯、防火、防塵に対して強い構造で、整地されていない場所や傾斜地でもその土地に合わせた施工が可能です。
柱、板、笠木で構成されている為、重機の入れない場所での施工も可能です。施工時間も短く、経済的で頑丈です。
一般住宅・マンション・工場・駐車場・神社仏閣・ゴルフ場外周・資材置場・
各種施設・工場外周など様々な場所・用途に対応できます。
鉄筋コンクリート組立塀構成材 製品情報
鉄筋コンクリート組立塀は【柱】【板】そして上に乗る【笠木】これらの部材で構成される【塀】です。

柱の種類とサイズ
種類 | 説明 |
控付柱 | 中間に使う【控え】が付いている柱。直柱よりも倒れづらく、 JISでは控柱が基本となります。 |
直柱 | 中間に使う【控え】の付いていない柱。6番・7番はJIS規格。 |
止柱 | 端部に使う柱。 |
角柱 | 90°に板を入れられる柱。 |
曲柱 | 135°に板を入れられる柱。 |
板の種類とサイズ
種類 | 説明 |
並板(JIS) | JIS規格の通常使用する板。長さ1720mm・高さ297mm・厚み30mm |
並板 1/2 | 長さ820mmの並板。高さ・厚みは並板と同じ。 |
並板 2100 | 長さ2120mmの並板。高さ・厚みは並板と同じ。カットして自由な長さに調節出来る。 |
幅木 | 長さ・高さは並板と同じで厚みが37mm。下の土留め部分に使用する板。 |
幅木 1/2 | 長さ820mmの幅木。高さ・厚みは幅木と同じ。 |
各すかし板・化粧板 | サイズは並板と同じ。塀のデザインにより使い分ける。 |
かさ木の種類とサイズ
種類 | 説明 |
平かさ木(JIS) | JIS規格のかさ木。1スパン=1810mmの施工に使用する上部が平らのかさ木。 |
1/2 平かさ木 | 1スパン=910mmの施工に使用する上部が平らのかさ木。 |
2100 平かさ木 | 長さ2205mmのかさ木。カットして自由な長さに調節出来る。 |
山型かさ木 | 平かさ木とサイズは同じ。上部は山型になっているかさ木。 |
止かさ木 | 端部に使用するかさ木。 |
山型止かさ木 | 端部に使用する上部は山型になっているかさ木。 |
角かさ木(左・右) | 90°の施工をする場合に使用するかさ木。左右は壁の内側から見て、右か左かを表す。 |
製品図面ダウンロード
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お気軽にお問い合わせください。042-362-4521受付時間 8:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]
お問い合わせフォーム 都建材工業株式会社土留め施工
フェンスウォールによる土留め施工
建物と土地や道路の状態により、高低差解消の為【土留め】と呼ばれる処置があります。
隣地との高低差解消や土地の不自然な傾斜解消、土砂流出防止、またはその逆で土砂流入防止など、使いやすい平らな土地を造成する為に【土留め】施工が必要不可欠です。
現在は境界壁を【土留め】施工をする場合、コンクリートブロックを使用する事が多いかと思いますが、フェンスウォールはコンクリートブロックの替わりとなる新しい土留め製品です。
フェンスウォール 土留めとしての特徴

フェンスウォールを土留めとしての特徴をご説明します。
- コンクリートブロックでの土留めでは対応出来ない高さと強度を実現
- 施工現場で配筋作業の省略化
- 柱と板で構成するシンプルな設計で、誰でも施工出来る
- 工期短縮・人件費抑制によるコストの大幅な削減を実現
- 土圧に対する性能判定書を完備
- 耐震計算書を完備
- 公共工事実績多数の信頼性
以上のように、コンクリートブロックでは対応出来ない高さと強度を実現でき、同じような高さの土留めをコンクリートブロックで構築しようとすると施工現場での配筋作業がとてつもない作業量となりますが、フェンスウォールなら柱と板で構成するシンプルな設計の為、いくつかのルールを厳守する事で専門の熟練作業員を必要とせず誰でも施工出来ます。
他の工法と比べ工期が短縮出来るのコストの大幅削減を実現ます。
そして【土圧に対する性能判定書】【耐震計算書】を作成、提供していますので必要とする機関に提出して頂く事も可能です。
現在まで、一般住宅や集合住宅はもちろんの事、様々な公共工事での採用実績がございます、安心してご使用下さい。
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お問い合わせフォーム 都建材工業株式会社フェンスウォール 土留めとしての施工例
フラット 東京都墨田区
東京都墨田区の小学校にて【 フェンスウォール フラット + 土圧板 】を採用していただきました。 一枚目は施工前の劣化した鉄筋コンクリート組立塀です。こういった塀の建替え案件もお問い合わせが増えてきました。 弊社で施工も […]
フラット 茨城県筑西市
茨城県筑西市の太陽光発電所にて【 フェンスウォール フラット + 土圧板 】を採用していただきました。 こういった施工箇所が長い現場では、フェンスウォールの「柱を建てて、板を差し込む」だけの独自構造が存分に活かせます。 […]
土留め板による土留め施工
厚さ 【60mm】
高さ 【約300mm】
長さは3種類【910mm】【1410mm】【1720mm】
H鋼などの杭と組み合わせて頑丈な土留めを構築出来ます。
都建材工業株式会社では鉄筋コンクリート組立塀の製造で培ったノウハウを活かし、板類の製造を得意としています。豊富に在庫を有しており大型注文にも対応致します。

弊社で施工も承ります、是非ご相談下さい。
仕様寸法表(単位mm)
名称 | L | A | B | 主筋 | 副筋 | 重量 |
土留め板 910 | 910 | 298 | 60 | 径6mm 5本 | 径6mm 4本 | 40kg |
土留め板 1410 | 1410 | 298 | 60 | 径6mm 5本 | 径6mm 5本 | 62kg |
厚板 | 1720 | 297 | 60 | D10 3本 | 径6mm 6本 | 73kg |
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お問い合わせフォーム 都建材工業株式会社フェンス基礎
竹の根切り(根止め)工法
フェンスウォールによる竹の根切り(根止め)工法

竹は春先から夏にかけてものすごいスピードで成長します、一説には一日に1メートル成長するともいわれ、地上の竹をどれだけ伐採したとしても地下の地下茎を取り除かない限り生息域を伸ばし続けます。
タケノコが取れたり竹製品の素材となったりと利点もありますが、最近では放置された竹藪において近隣トラブルなどをよく耳にします。
このようなトラブル対策として、【フェンスウォール】をお勧めします。
通常の塀としての設置ではなく、より下に。
【地中にコンクリートの壁】を構築する事で竹の根切り(根止め)を実現します。
竹の根が地下から越境…
竹を植えている人もあらかじめ範囲を決めて竹の根対策をしていれば良いですが、そうではない人もいますよね。
しっかりとした対策が出来てないとトラブルの原因となります。

近隣に放置竹藪があるのは知っていたが、我が家の庭に突然タケノコが生えてきた!

隣家の竹が越境して、我が家のアスファルトを持ち上げてしまった!

隣から竹が越境して、ウチの玄関アプローチがデコボコに!!

知らぬ間にウチの竹林から他人の所有地や公道にまで繁殖してしまった!
↑どちらの立場でも実際によくある話。
竹は地上の竹を伐採しても意味がありません…根を処理しないかぎり翌年また生えてきます!
非常に厄介な竹…どうすれば良いか?

絶対に竹の侵入・竹の根の越境を許してはなりません!
越境してきた時には手遅れです!
被害者ならば、竹害によって住む場所を失ってしまう可能性もあり、加害者ならば保障を求められる場合もあるそうです。
竹が侵入、越境しないように対策をしましょう!
竹の種類によって違いはありますが他の樹木とは違い、竹は地上から浅い場所で根を伸ばします。
フェンスウォールで、地中にコンクリートの壁
を構築する事で竹の根切り(根止め)を実現します。
トタンなどでも良いのでしょうが、トタンは錆びます。コンクリートは錆びません。
フェンスウォールで竹の根切り(根止め)

フェンスウォールで地中に壁を!
フェンスウォール柱を通常より深めに埋め、柵板(コンクリート製)を入れる事により厄介な竹の根の進入・越境を防ぐ事が出来ます。
- 竹が隣近所にある場合の防御策!
- 竹林を持っているが他人に迷惑を掛けない為に!
- 放置された竹藪が近所にあり心配だ!
- 範囲を決めて竹を植えたい。
フェンスウォールで対応出来ます!
弊社で施工も承ります、是非ご相談下さい。
お気軽にお問い合わせください。042-362-4521受付時間 8:00-18:00 [ 土・日・祝日除く ]
お問い合わせフォーム 都建材工業株式会社竹の根切り(根止め)工法 施工例
フラット 高崎市 竹の根切り
以前にご紹介した【竹対策】【竹の根対策】の現場が、「完成した」とのお知らせを頂いたので写真を撮影させていただきました。 フェンスウォールを通常の塀としての設置ではなく、より下の地下に設置し【 地中にコンクリートの壁 】を […]
フラット 高崎市 竹の根切り
群馬県高崎市にて、隣地から竹の侵入を防ぐ為にフェンスウォールが採用されました。 2~3枚目が施工前の様子です。 あえて深めに設置してあるので、地中から侵入してくる竹を頑丈なコンクリート柵板で防ぎます!
フラット さいたま市見沼区
さいたま市見沼区にて、【フラット】を採用していただきました。 一部は竹の根切りも兼ねています。 フェンスウォールなら長さの変更も柵板をカットするだけで自在に対応出来ます。 土留め施工の場合は必ず土圧補強板を所定の位置に配 […]